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2018-10-26
お米と健康の関係!
白いご飯、炊き込みご飯、お煎餅、お団子、米粉パン・・・。
私たちの食生活でとても身近な存在のお米ですが、
炭水化物抜きダイエットの流行や、パン派の人が増えているのもあり、
最近ではお米をほとんど食べない方が増えているのが実情です。
財務省の家計調査の結果からも、
家計において米の購入費が減少していることが明らかとなっていて、
平成22年度はついにパンの購入費がお米を上回り、
「日本人の一般的な主食はお米」という常識がくつがえってしまいました。
「粒」で食べるご飯は健康効果いっぱい!
▶︎「粒」だから、太りにくい~
ご飯・パン・麺、いずれも主な栄養素は炭水化物で、食事の「主食」となるものです。
この中でも「ご飯」をおすすめするのには理由があります。
その理由はご飯はお米を粒のまま食べるものだからです。
でんぷんを体内に吸収するためには、サイズが小さくなるよう噛んだり消化液で分解することが
必要なのですが、小麦を粉状にして加工してから作られたパンや麺は、分解がとても容易です。
ご飯は消化のスタート地点が粒ですので、パンや麺に比べると消化に時間がかかります。
つまり、ご飯は血糖値をゆっくり上昇させるのでパンや麺よりも太りにくい主食と言えます。
もちろん、パンや麺も原料や加工法により、ご飯より消化に時間のかかるものがあります。
精製していない全粒粉を使用したパンや、非常に硬いデュラム小麦で作られた乾燥パスタなどがそうです。
ですが、お米も精米せずに玄米のまま炊いて食べれば、これらよりも太りにくい主食となります。
もちろん血糖値の上昇スピードは、
主食の種類だけでなく一緒に食べた食品の栄養素も影響して変化しますので
食事全体の食物繊維の量やたんぱく質・脂質・糖質の量やバランスを考えることが何よりも大切です。
▶︎「粒」だから、かむ回数が増える~
そして、粒のままお米を食べるということは、パンや麺よりもかむ回数は自然と多くなり、
食事の満足度アップにつながるというメリットもあります。
噛む8大効用で、「卑弥呼の歯がいーぜ」という言葉を聞いた事ありませんか。
ひ 肥満予防 満腹中枢を刺激して食べ過ぎを予防できる
み 味覚の発達 噛めば噛むほど食べ物をよく味わえる
こ 言葉がはっきり 口周りの筋肉が発達し発音がよくなる
の 脳を活性化 よく顎を動かす事で脳の血流アップ!
は 歯の病気予防 唾液の分泌が良くなり虫歯予防になる
が がん予防 唾液が発がん性物質を中和する
い 胃腸機能促進 消化がしやすくなり胃腸機能を助ける
ぜ 全身に力が入る 顎や歯が強くなり、歯を食いしばって全力を出せる。
これは、「公益財団8020推進財団」が提唱する噛むことの効用で、
そしゃく回数の多かった弥生時代の卑弥呼にかけて表したものです。
よくかむことで、こんなに多くの健康効果があることをご存知でしたでしょうか?
よく噛むことは、単に食べものを体に取り入れるためだけではなく、
全身を活性化させるのにたいへん重要な働きをしているのです。
パンや麺も、種類や食品の組み合わせでかむ回数を増やすことができますが、
ご飯なら自然とかむ回数を底上げできるというわけです。
農園名: 宗廣ファーム
住所:〒722-1731 広島県世羅郡世羅町津口 甲1574番地2
TEL/FAX:0847-27-1345
営業時間:8:00~17:00
業務内容:お米の生産、販売