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新着情報

2018-11-23

お米についての基礎知識

米作りの起源


お米は、世界の主要穀物であり米作りの歴史は古く、
世界で最初に栽培された稲は今から約10000~17000年前に

インドのアッサム地方、中国の雲南地とされています。

日本には縄文時代後期、弥生時代前期に伝来したとされ、
高温多湿で生育しやすいお米は日本の風土とマッチして日本人の主食となりました。

 

お米の歴史


日本人にとって、とても身近な存在のお米ですが、その起源は縄文時代までさかのぼります。

最初に東南アジアや朝鮮半島や台湾を経てから九州の北部に伝来したとされているお米は、

日本では少なくとも3000年以上前から作られていたということが

明らかになっているというから驚き!ですよね。

雨が多く降る季節と雨が少ない季節がはっきりとしている気候が、

お米作りには適しているとされています。

そのため、そういった気候を持つ日本で、お米が主食として我々の食生活に根付いていったのは、

自然なことだと言えるのかもしれません。

 

暮らしを変えたお米作り


▶稲作が日本に伝わったころの人々は、
狩りや木の実の採集などをして移動して暮らしていたので、
同じところに住んで食物を手にいれることができる「米作り」は、
人々の暮らし方を変えました。

弥生時代の文化形成を支えたのは間違いなくお米です。

当時は、今のように「炊く」という技術がなく、お米を炒って「焼き米」にしたり、

土器で煮て「かゆ」にしたりして食べていたそうです。

 

▶古代の人々は、収穫した米をもみのまま焼いて食べるのが一般的。
そして、だんだん精白の技術を磨いて、白い米で強飯を作るようにもなりました。

稲作のために集団が形成され、役割分担や階級が発生し、集団が発展して村となっていったのです。

次第に栽培が発達し、お米をたくさん収穫した人が豊かになり、権力を持つようになっていきます。

戦国時代などの「100万石」などの石高制は「お米の産出量=階級」となっていたほどです。

 

▶江戸時代にはお金の代わりに!

お米が税金の代わりになった時代もあったほどで、武士の給料に米が渡されたこともありました。
それほど貴重なお米も、悪天候が続いて不作だったりすると、
ききんになり、人々はとても苦しみました。

そんな大切な米は、儀式の時にも使われています。
テレビで見たことがあるかもしれないですが
収穫に感謝する新嘗祭(にいなめさい)などは現在も行われています。


農園名: 宗廣ファーム

住所:〒722-1731 広島県世羅郡世羅町津口 甲1574番地2

TEL/FAX:0847-27-1345

営業時間:8:00~17:00

業務内容:お米の生産、販売